認知症ドック

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認知症ドックを始めます

厚生労働省 老健局 認知症施策の総合的な推進について(参考資料)よりデータを用いて作成

〇認知症について
現在、日本の認知症有症者数は約600万人、2030年には830万人が認知症となると言われており、日本だけではなく世界的にも認知症は増加傾向となっています。

「認知症」といっても様々な種類があり、アルツハイマー病・レビー小体病・ピック病・脳血管性認知症などがあります。どのタイプの認知症なのかを診断することが重要となります。

〇決定的な治療法はない
認知症に認められている薬剤でも、進行を食い止められないことがほとんどで、決定的な治療法は確立されていません。

〇早期発見・早期治療が大切
軽度認知障害(MCI)の段階で、食事療法・運動療法などの組み合わせで、約70%の患者さんの症状が改善すると言われています。認知症となってしまってからでは、この改善率は30%程度にとどまるため早期発見・早期治療が大切です。

診療の流れ

① 問診・検査日

医療面接(問診)

可能であればご家族もご一緒にお話をお伺いいたします。

認知症テスト

1)長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
2)ミニメンタルステート検査 (MMSE:Mini Mental State Examination)
3)MoCA-J(モカジャパン)

長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
ご本人に今日の日付や記憶などについて言葉で質問したり、単純な計算や記憶想起をしてもらう検査です。

ミニメンタルステート検査(MMSE :Mini Mental State Examination)
ご本人に言葉で質問したり、字を読んでもらったり、図形を書いてもらうなど単純な計算や作業をしてもらう検査です。

MOCA-J(モカジャパン)
MOCAは軽度認知機能障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)を検出するためのスクリーニング検査です。

アポリポタンパクE遺伝子型を含む採血

APOE遺伝子検査のため、採血を行います。
26mlと多めの採血となっております。

APOE遺伝子検査
血液からAPOE遺伝子型を調べ、アルツハイマー病発症リスクを調べる検査です。
APOEε4遺伝子の有無で発症リスクを診断します。

次回来院の案内

検査結果説明日の調整をいたします。(2週間後以降となります)
MRI検査・脳血流シンチグラム等の必要性について、ご説明いたします。

② 検査結果説明日

検査結果説明

検査結果の説明と日常生活でのアドバイスをいたします。
必要性や希望に応じて、専門医療機関へ紹介いたします。

診療時間

毎週金曜日 午後2時から ※完全予約制となっております。

〇電話、窓口で予約を承っております。
 電話口にて認知症ドックご予約の旨、お申し付け下さい。
【予約受付時間】 月曜日~金曜日 9:00~17:00
【予約受付電話番号】 03-3916-7211(代表)

金額

一回 110,000円(税込)
検査及び結果説明までの一連の金額となります。

※認知症ドックの費用は健康保険の対象外なので、自費扱いとなります。
※MRI検査が必要な場合、別途費用がかかります。

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